今回は、Pythonのprint関数の実行時における、endの使い方について解説します。
文字列の末尾に指定の文字列を出力することができます。
書き方や使い方を確認していきましょう。
print関数
print関数
print関数は、Pythonの組み込み関数の一つで、文字列を出力するための関数で、任意のオブジェクトをテキストストリームファイルに出力します。
print関数の書き方
print関数の書き方は、
print(‘表示したい文字列’)
となります。
(print関数の引数は、文字列以外でも指定することができます。)
print関数の主な引数の使い方
print関数の主な引数の使い方
print関数の出力データ以外の代表的な引数は、4つあります。
- end
- sep
- file
- flush
print関数の主な引数
引数 | 書き方 | 使い方 |
---|---|---|
end | print(出力データ, end = “\n”) | データを出力した末尾に出力するものを指定する(何も指定しなければ、改行コード) |
sep | print(出力データ, sep = “”) | 複数のデータを出力する場合の区切り文字を指定する(何も指定しなければスペース) |
file | print(出力データ, file=ファイルオブジェクト) | 出力対象のファイルオブジェクトを指定 |
flush | print(出力データ, flush=False) | バッファの処理を止め強制的に出力するかをTrue/Falseで指定(何も指定しなければFalse) |
endについて
endについて
endは、print関数の引数の1つであり、文字列の出力の際に末尾に出力する文字を指定するための変数で、何も指定をしなければデフォルトでは改行コードになります。
end = ‘\n’(改行コード)
(例)
print('ABCDEFG')
print('HIJKLMN')
# 実行結果: ABCDEFG
# 実行結果: HIJKLMN
となりますが、実際に出力されているのは、下記のようになります。
‘ABCDEFG\n’
‘HIJKLMN\n’
引数endの書き方
引数endの書き方は、
print(‘表示したい文字列’, end=’末尾の文字列’)
となります。
引数endの使い方
(例)endの使って、文字列出力の際に末尾に出力する文字を指定する場合
print('吉田', end='さん')
# 実行結果: 吉田さん
(例)endの使って改行させないようにする場合
print(‘表示したい文字列’, end=”)
print('吉田', end='')
print('花子', end='')
print('さん')
# 実行結果: 吉田花子さん
まとめ: Python 引数endのprint関数実行時における使い方
まとめ:
Python 引数endのprint関数実行時における使い方
今回は、Pythonのprint関数である引数endの使い方について解説しました。
print関数は、Pythonプログラミングに欠かせない関数で、文字列を画面に出力するだけでなく、プログラムが正常に動作するかを確認するためにも使用することができます。
また、引数endで文字列の末尾に出力する文字を指定する方法についても、具体的な例も交えて解説しました。