今回は、Pythonのsetとlistをそれぞれ変換する方法について解説していきます。
目次
listとsetの違いとは
listとsetの違いとは
listとsetは、値を順番に格納するPythonのデータ型です。
listには、 [](角括弧)で囲まれたカンマ区切りの値を格納します。
アイテムが同じタイプでなくてもよいことから、アイテムを変更することが可能です。
setは、異なるデータ型を持つ可能性のある要素の順序が付けられていないリストのことです。
オブジェクトはコンマ区切りの値を格納して、 {} (中括弧)でカプセル化されます。
Pythonのlistをsetに変換するには
Pythonのlistをsetに変換するには
Pythonのlistをsetに変換するには、set()関数を使います。
1つのsetの中に同じ要素を重複することはできません。
そのため、重複している要素が取り除かれて1つになります。
(例)set()関数を使って、listをsetに変換します。
data_list = [1000, 2000, 2000, 1000, 3000, 4000, 5000, 6000]
data_set = set(data_list)
data_set
{1000, 2000, 3000, 4000, 5000, 6000}
文字列もsetに変換することができます。
文字列も同じように、同一要素は重複できないため、重複する文字は削除されます。
(例)set()関数を使って、文字列をsetに変換します。
strings_set = set("apple")
strings_set
{'a', 'e', 'l', 'p'}
Pythonのsetをlistに変換するには
Pythonのsetをlistに変換するには
Pythonのsetをlistに変換するには、list()関数を使います。
(例)list()関数を使って、setをlistに変換します。
data_set = {1000, 2000, 2000, 1000, 3000, 4000, 5000, 6000}
data_list = list(data_set)
data_list
[3000, 2000, 6000, 5000, 1000, 4000]
data_list.sort()
data_list
[1000, 2000, 3000, 4000, 5000, 6000]
まとめ: Python listをsetに変換する方法
まとめ:
Python listをsetに変換する方法
Pythonのsetをlistに変換するにはlist()関数を使います。
listをsetに変換するにはset()関数を使います。